ウィーン滞在記① オペラ座

せっかく1か月も滞在していたので、ウィーンやその他行ってきたところを書いていこうというこの企画。

これからウィーンに行かれる方のワンポイントアドバイスになればと思います!


第1回は、国立オペラ座!


パリ、ミラノに続くヨーロッパ3大オペラハウスの一つです。

オペラ座チケットは、オペラ座の西側の近くにあるチケット売り場で買うことができます。(駅はKarlsplatzカールスプラッツで売り場の名前は「Bundestheaterkassen」)

チケット売り場のスタッフ、丁寧で良い席があるか親身になって聞いてくれるので安心して買うことができます。


立ち見エリアのチケットについては、当日オペラ座にある立ち見専用チケット売り場(「Stehplatzkasse/Standing area」という看板が目印)のみの販売になるので、注意。こちらは開演から約2時間くらい前から並んでいます。3€(現金のみ)なのでかなりお得!

ただし、人気の演目の場合、2時間前に立ち見チケットに並んでも、売り切れることがあります。

ちなみに私が行った時、実際にありました。あと15人というところで「Sold out」の声が・・・。その日はトスカで、クラシックな演出だったからめちゃくちゃ人気の演目だったらしい・・・泣


歌手や指揮者が人気だとチケットもすぐ売り切れてしまうし、特に最近、演出がモダンになっている傾向があるので、クラシックな演出だと(やはりこちらのほうが人気)人気が出て、立ち見も即刻なくなるみたいです。



ちなみに私が一番初めに見たのは、ロッシーニの「La Cenerentola」シンデレラです。

モダンな演出だった為、最初舞台に出てきたとき、正直どれがシンデレラなのか、ラミーロ王子なのかわからなかった…笑

こちらがそのビジュアル。


中央メガネカップルが、王子とシンデレラです。笑

途中、演出でアイスクリームスタンドが出てきてみんなで食べるという謎のシーンがあったけど、あれは必要だったのだろうか…

私のセンスが追い付いていないんですねきっと。失礼致しました。


歌手が何て言っているかワカラナイ…そんそんなあなた、安心してください。座席には翻訳機が内蔵されていて、なんと 日本語があります!!!!


これはとても感動した。記憶が正しければ、8か国語選択できて、アジア圏は日本語のみ。

よって、予習用の台本など不要なのです。

これは本当に助かった。一人一台ちゃんとあります。


服装についてですが、サンダルとか半ズボンとかでなければ、そんなに言われないと思うのですが、デニムでかなりラフな格好をしているカップルが、チケットを持っているのか確認されているところは目撃したので、いつもより、少しおしゃれなスタイルで行くといいと思います。


立ち見エリアの場合は、ラフな格好でOK。ずっと立っているので、パンツスタイルや動きやすいほうがいいかも。靴もヒールでいくと大変なことになります。

ただ、立ち見エリアは最初から最後までいなくても大丈夫で、好きなアリアのみ観て帰る人や、雰囲気知るためだけに、1幕だけ観て帰るという人もいました。

私は最後までいましたが、3幕くらいから、めちゃくちゃ観やすくなっていました。

ちなみにこちら立ち見エリアからの見え方。

すごいでしょう!笑  でもこれは、頑張ったほう!実際は舞台が見えないことのほうが多いです。

そうだ、立ち見陣地どりのルールがあります。

マフラーやタオルなどで、自分の陣地のところの手すりに結んでおくんです。

立ち見挑戦者、ぜひトライしてみてください。


鑑賞のマナーが悪い観光客けっこう多かったので、そのへんは守っていきたいですね。



こんな感じで、オペラ座では毎日色々な演目が行われています。

チケット売り場やWebにて月間スケジュールがあるので、これから行く方はぜひ一度は観に行ってみてください。

最高の音楽の時間が過ごせると思います(^^)

長谷川琴美 公式ホームページ

ピアニスト、ピアノ講師、ミスワールドジャパン ファイナリスト 異色の経歴を持つピアニスト、長谷川琴美による公式ホームページ。

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